2020年05月16日

Silent Night

前回の投稿で、Chasing the Bear がパーカーの唯一の未訳作品だと書いたが、違ったらしい。Silent Night という作品を執筆中に亡くなり、ヘレン・ブランが完結させたようだ。

Silent Night


ヘレン・ブランという方はパーカーのエージェントをやられていたようで、おそらく作家ではない。でもこういう方が続きを書いて出版されてしまうあたり、アメリカの懐の深さというか、テキトーさ(寛容さ?)や、このシリーズがまだ愛されていることを感じる。

紹介文のさわりを少々・・・ネタばれになるかもしれませんので、知りたくない方は飛ばしてください。

「12月のボストン。スペンサーはクリスマスディナーのメニューを考えるのに忙しくしていると、オフィスにスライドという少年があらわれる。自らもホームレスで孤独なスライドは、ホームレスにシェルターや仕事の斡旋を与える、”ストリート・ビジネス”という組織からの逃亡者だった。スライドの友人、ジャッキィ・アルヴァレズが脅迫され、ストリート・ビジネスが解体の危機に瀕する。スペンサーはホークの助けを借り、麻薬ビジネスの大物にたどり着くが、これはスライドの生命にかかわるものだった・・・」

鋭意翻訳中です。




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