スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  

Posted by ミリタリーブログ at

2019年06月13日

リローディング

リボルバー全盛のころ、おそらく70~80年代に、6連発のリボルバーに再装填する器具がいろいろと表れた。スピードローダーとか、クイックローダーとかいろいろな名称で呼ばれていたと思う。
オートマティックが台頭してきてからもしぶとくリボルバーが生き残り続け、バックアップガンや昨今のコンシールドキャリーに対応する銃として一定の人気を保っている。
またはCADでデザインされ、刻印をみないとどこの国のどこのメーカーか判断がつかないポリマーオートに飽きてきたのか・・・

とにかく、日本にはあまり輸入されていないが、リボルバーを再装填するローダーは今でも生産され続けている。

おそらく日本で一番流通しているのはHKS製、次いでサファリランドのもの、ぐっと下がってBIANCHIのスピードストリップくらいか。

今回は過去からコツコツと収集してきた、今はなきローダーをさらしてみることにする。



上から、BIANCHIスピードストリップ、Striploader, Tuff Productのストリップ、右はSecond Six, Dade Loader 3種’44、357、38 5shots)、Matich Quick Load.



BIANCHIのスピードストリップはまあどこでも見るので省略。昔は38/357用しかなかったと記憶しているが、最近は44用もある。

Tuff productsは44、38/357以外の口径もストリップを出していて、さらに44の5shots、38/357の5shots、38/357の5,6,8shotsも出している。日本でももっと瑠つしてもいい気がするけど、まあ単価が安いからね・・・



デイドローダーはその名の通り、マイアミ デイド郡に会社があったらしい。映画でも結構使用されていて、一時期はHKSとシェアを競っていたような記憶もある。 周りにめぐらされたコイルスプリングでカートリッジを抑え、後ろのボタンを押すと装填される。コクサイも一時期輸入して販売していた。(と思う。というのはコクサイ制にもMade InUSAと入っていたので。)その後コクサイはサファリランドのコンプIIを自社で作成して出してましたね。
この形は落っことすとカートリッジがばらけ、また周囲のコイルスプリングが伸びるとカートリッジを噛まなくなるという欠点があった。



今回の一番の変わり種、Matich Quick Load。

6発カートリッジを入れて丸めた状態でシリンダーに先端をいれ、ストラップを外してクルクルと帯を解いていく感じ。
何回かやってみたが、まあ使いにくい。アイデアはよかったんだけどねえ。



CHP,LAカウンテぃシェリフその他法執行機関で採用されたらしい、Six Second。周りのリングを押して装填していく。使いやすいわけではないが、他と比べて薄くできている。 GUN Professionalでトシさんも小道具として使ってましたね。



これは自分が持っているわけではないが、珍しいので。
LAPDの制服のオフィサーの持ち物らしいが、中央にローダーっぽいものが映っている。
ワイヤーっぽいものでできていて、基本的にはMatich Quick Loadと同じく丸めて先端を入れ、ワイヤーを外していくものと思われる。

これ以外にもMGCが出していたラバーのものとか、見たことないローダーはほかにたくさんある。

トイガンのリボルバーは、リロードが楽しいはずなので、もっといろいろなローダーが出回ると面白いのですが。

  


Posted by hkhanten at 21:02Comments(2)実銃