2019年04月26日

Bureau

ついに、というかやっとというか、J-armoryからスプリングフィールドのビューローモデルが出た。
実銃のビューローの採用前にすでに少数採用されていたLes BaerのパラオーデナンスHRTカスタムはすでにWAが出しているので、FBIのSWAT・HRTのサイドアームは一応網羅されたことになる。

スプリングフィールドのビューローが採用された経緯だが、いろいろと紆余曲折あったようで
http://www.back-up-trading.com/FBI-SWAT-HandgunTrial.htm)、
最終的にテストに合格したほかの競合他社(マット ギッシュ、レス ベアーをやめて独立した人らしい - ほかの参加社、ウィルソン、コルト、シリンダー&スライド、キンバー、レス ベアーはテストに合格しなかった、もしくは途中で撤退)と比較して、生産能力の差(と、多分なにか政治的な力が働いているのではないかと推測される。

前述のWEBページのとおり、FBIが要求仕様で指定した弾薬を使うと、別の弾薬でよりよいグルーピングを得られるバレルでも集弾できなくなってしまうということがあったらしい。 テストに残った2社以外が"テストに合格しなかった”というよりは、テストの項目や条件自体が適切なものであったか、という疑問が残っている。

このテスト項目を作成するために、FBIはスティーブ ナストフを雇ったと書かれている。
ナストフ自身も、過去にアメリカン ハンドガンナーで”最も人気のあるガンスミスベスト10の4位に選ばれている。

ウィルソンのFBIトライアルモデルはすでにWAから発売されている。

さて、ウィルソン氏が精度を追求したにもかかわらず、指定された弾薬のせいで精度テストに落ちたトライアル銃と、生産能力の高さ(年間500丁、10年以上)で正式採用になった銃。

どちらを選びますか?

(写真はWEB拾いです。問題あるようでしたらすぐに削除しますのでご一報ください。)

2019/4 追記 その後LAPDのキンバーSISやら、ロングビーチPDのSFAオペレーターとかいろいろ出た。RRAのDEAライフルもニュースになりましたね。でもどうもこの辺の記事はメーカーの提灯記事っぽくて、実は別な銃使ってました、とかさっさと変えましたと言う話が多かったような。 その内記事自体見なくなってしまいました。
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Posted by hkhanten at 13:12│Comments(0)トイガン
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